新作のサイクル
コンテンツが溢れる世の中、1つのコンテンツを遊ぶ時間は短くなるだろう。これはコンテンツの消費速度が速くなるとも捉えられる。そして作り手側はこの消費速度を意識しなければならない状況にある。ある程度のクオリティで見切りをつけ、短期間でどんどん新作を出すスタイルは時代の戦略なのだろう。
近年のポケモンはまさにこのスタイルだといえる。8~9世代(2019~22年)で見れば、剣盾、DLC、アルセウス、SVと年1本換算でソフトを出している。
今後の新作ペースは…
最近知って驚いたのだが、SVのDLCの配信期日が明言されていた。
前編:2023/12/31 後編:2024/4/30
8世代の時は、剣盾発売翌年の6月と10月配信だった。最悪の場合、9世代のDLCは8世代の時と比べ半年遅れるスケジュールとなる。果たしてこれまでのペースを保てるのか。
クオリティは…
SVのクオリティに思うところは皆あるだろう。公式も改善することを明言してアップデートを行っている。しかしながら、はんすうのデグレやタマゴレイドバグ等、運用保守の面でもミスが目立つ。このような事が積りに積り、そしてPJCSの件で爆発した印象だ。
来年のポケモンデイ
スケジュールも品質管理もきつそうな印象だが、この状態で来年のポケモンデイはどうなるのか。例年であればゲーフリの新作発表があるが、厳しいノルマに感じているだろう。ここで一つ考えられるのがゲーフリの新作発表が無い可能性だ。
ゲーフリの新作発表があるのであれば、DLC後編は何としてもポケモンデイまでには間に合わせてくるはずだ。1年前に発表したDLCが発売されていない状態で新作開発中ですなんて発表はとてもできないだろう。
個人的な感想
ファンとしては、一度このスタイルをやめてみては…と思いたくなる。と言ってもこれは何も知らないファンの目線の考え。内部を知る開発者や経営者は何を考えどのような思いなのか。皆さんはどう思いますか。